HSQE/HSEとは

1.HSQEはIMS Codeに基づいた海上のマネジメントシステム

HSQE Management Systemとは、各種ISOスタンダード、国際安全管理コード(ISM Code)、あるいはInternational Association of Oil and Gas Producersのガイドライン等で採用されている管理システムの概念に基づき構築され、P (計画)→ D (実行)→ C (確認)→ A (改善)のサイクルを通じて、継続的にシステム自体の改善を図りながら、健康(Health)、安全(Safety)、良質なサービス(Quality)および環境保全(Environment)について、確実な管理を実施することを意図した統合型管理システムです。

2.HSEはISO45001等を代表とする陸上のマネジメントシステム

HSEとは、Health(健康)・Safety(安全)・Environment(環境)の頭文字からなる略称で、衛生・労働安全・環境を指します。
HSEマネジメントシステムとは、会社の最高責任者が定めるHSE方針に基づき、事業活動における労働衛生・安全・環境に係る事故などの発生リスクを適切に管理するために、組織や役割・責務、活動計画、管理手順などを定め、継続的に実行・改善するための仕組みを体系化したものです。本システムを効果的に運用することで、事故やトラブルの発生リスクを低減することが可能となります。
ISO 45001は、労働安全衛生マネジメントシステムの国際規格です。2013年6月、労働安全衛生マネジメントシステム規格を開発するISO/PC283の設置が決定し、幹事国及び議長国に英国が割り当てられ規格開発がスタートいたしました。
2007年に改訂されたフォーラム規格OHSAS 18001や2001年にILO(国際労働事務局)が発行したILO-OGH 2001を基に、 ISOで初の労働安全衛生マネジメントシステムの国際規格として開発が進められました。
当該分野では、OHSAS 18001の他、 OHSAS 18002、厚生労働省の「労働安全衛生マネジメントシステムに関する指針」や中央労働災害防止協会、建設業労働災害防止協会などの業界が定めるガイドラインをはじめ、多くの標準(規格類)が既に存在しております。
ISO 45001はそれら従来の法令や規制と矛盾しない、かつ、労働者の安全を第一とした規格とするべく議論が進められて、2018年3月12日(月)に発行されました。
OHSAS 18001との大きな違いとしては、ISO 45001では、ISOマネジメントシステム規格の共通テキスト(ISO/IEC Directives Part 1, Annex SL)が採用されたことにより、ISO 9001や14001など他のISOマネジメントシステムと規格の構成や用語の定義などを共通化している点が挙げられます。これにより、既存のマネジメントシステムに取り組んでいる組織は、労働安全衛生を含む統合マネジメントシステムとして運用することが可能となります。

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